7日午後10時8分ごろ、群馬県の浅間山の山頂火口で小規模な噴火が発生しました。
今の所少ない量ではありますが、周辺に降灰が予想されています!!
大規模な災害にならず、特に人的被害が出ない事を祈っています。
浅間山

私の5基目の発電所も浅間山から10キロちょっと離れた群馬県長野原町にあり、気になっています。
まぁ~購入を決断する時点から浅間山は活発な火山の一つで、一時期火山活動に関して結構調べました。
防災マップ等も確認した上で購入を決断しました。

私が発電所を購入する時に市町村のハザードマップは全て確認します。
特に噴火・津波・地震は保険が下りないので注意が必要です。

今回の案件はハザードマップで火砕流の到達地点には入っていませんし、日本の地震・火山の本気が出たら発電所どころか日本全体が終わる事も普通にあり得ます。
youtubeで破局噴火を検索してみて下さい。
発電所が無事でも日本が終了していれば意味がありません。
地震・噴火だけの最悪を考えれば、即刻海外へ移住するのが最適解かと思います。

大部分の人はその選択は出来ないと思いますので、私なりの災害リスクへの考えを紹介しようと思います。

〇基本的な考え
「卵を一つの籠に入れるな」
分散投資です。
私は賃貸で生活しています。
賃貸であれば家が壊れても引っ越すだけで済みます。
また発電所もなるべく一つの災害で全滅しないように分散しています。

〇取れるリスク
発電所が1~3基までは全損リスクが少しでもある(全くない所等ありませんが)今回の長野原の様な所は避けました。
1基の全損を他の発電所の収益でカバー出来る様になったので、長野原の購入を決断しました。

うん。これだけだと引っ張った割に内容が薄いので・・・

〇先輩経営者の話
私は以前たこ焼き屋を経営していました。
飲食店経営者の勉強会で知り合った仙台で焼き鳥屋を経営する先輩社長と親しくなりました。
そしてあの3月11日を迎えました。

幸いにも先輩を始め会社のメンバーの人的被害はゼロ。
しかしライフラインも物流も止まっているので営業は出来ません。
いきなり売上ゼロです。
食材も放っておけば腐ります。

先輩がまずやった事それは・・・

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「ボランティア活動!」
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ではなく・・・
「銀行に行って、緊急融資を受ける事!!」


後日先輩と飲んだ時・・・
「本当にボランティアに一生懸命になる経営者は沢山いた。いい事だと思う。でも経営者として店が開かなくても従業員の生活を守る為にお給料を払わないといけないし、店を再開させないといけない。その為には金の確保が必要だった。金があれば立て直す時間も得られる!
幸い緊急支援融資が実施されたので、銀行にすぐに行けばドンドン貸してくれた。
でもその融資枠も有限で、ボランティアに一生懸命になる余り出遅れてしまった経営者には倒産してしまった人が沢山いた。いい人だったのに・・・。
だからもしもの事があったら、まず自分と家族と会社を守った上で、余力があったらボランティアをするようにしないとダメだよ。」と先輩は教えてくれた。


残酷な現実。

大規模な災害であれば緊急支援融資が実施されると思うので、まず受けましょう。
他人を助ける事は素晴らしい事だけど、あくまで自分の安全を確保する事が大前提。
※ボランティアを否定する訳ではありません。

浅間山も大きな噴火にならずに収まって欲しいです。
あの雄大な自然が大好きです。
浅間山 冬